マッシュルーム付 舶用送風機
マッシュルームファンの取付けの一例をご紹介いたします。下の画像の赤枠がマッシュルーム付舶用送風機です。
上記のファンは「機関室通風機」(ENGINE ROOM FAN)です。
主な役割はエンジンに燃焼用の空気を送る事で、外気を船内に取り入れる方向に送風します。(船のエンジンは船底の方に設置されています)
こちらの送風機はエンジンの運転に欠かせない機器です。
仮にエンジンへの送風が不十分になると、不完全燃焼などになり高速運転が不能になります。
従って、多くの船はこのファンを2台以上に分割装備することでファンの故障によるリスクを回避しています。
この他にも色々な用途に弊社製の送風機が設置されてます。
こちらのファンは天井に丸いハンドルがついてますが、中のダンパと繋がっておりハンドルを回すことでダンパが上下し、通風口を開閉できます。通常時はダンパを開いてますが、火災時にはダンパを閉めます。
マッシュルームの様々な形状も潮を吸い込まない為、深い笠にしたり樋を付けたりとご要望と船舶ルールの仕様に合わせます。
様々な形状がありますが舶用送風機は全ての仕様に合わせた受注生産品となります。