舶用 機関整備
機関整備は、内燃機関と外燃機関に大きく分類されます。
内燃機関はガソリンエンジンやディーゼルエンジンに代表させるように機関そのものが燃料を燃やして往復運動を繰り返します。
車では車検にあたる定期検査が船にもあります。車両と同じくエンジンの整備が求められます。
こちらは主機関を分解整備している様子です
下の画像は、補助発電機が錆びた状態でした。
補助発電機は検査対象外となる為、定期的な点検が疎かになると、冷却水または海水と燃料或いは潤滑油が混ざり合うことで本来ならば錆つかない水分の入らない場所でも錆が発生します。
こちらは31万トン級の原油運搬船の主機関です。このクラスの大きさになると主機関を陸揚げすることができません。
ピストンとシリンダーです
この場合の定期点検では人間が機関の中に入り目視点検及びカラーチェックなどを行っています。