業務用ミストファン 自家発電効率化への活用例
業務用ミストファンの大西電機工業製ウィンミストの特徴は、ミストと大容量の風により周囲の気温をすっぽりとマイナス3℃下げることです。
本来は、夏場、気温が高くなる工場内での作業を想定し開発された気化熱冷却ファンですが、震災直後の夏より、これまでとは異なる用途でのウィンミストの貸出しのご依頼が増加しています。
企業による、停電や電気料金値上げに備えた自家発電機の設置から、発電機自体の効率を向上させる策としてウィンミストをご使用になる例です。
ある研究所では自家発電用にガスタービン発電機を設置されいざという時に備えていらっしゃるとのこと、しかし例年の猛暑で発電能力が落ちることも同時に懸念されており、タービン発電機の外気取り入れ口へウィンミストから冷風を送ることでダウン率を抑えることが可能だろうかというご相談でした。
早速デモンストレーションの為のウィンミストを持参し、実施するも、お届けした初日は小雨まじりで肌寒ささえも感じる悪天候の為、ミスト風を吹きかけても当然タービン能力に変化は見られませんでしたが、その後は全国的に気温が上昇、40℃弱という酷暑の中でお試しいただいた結果、性能改善の結果が出たとの連絡を頂戴し導入の運びとなりました。
*業務用ミストファンの動画は大西電機工業公式フェイスブックの「動画」でご紹介していますのでぜひご覧下さい。