海上保安庁巡視艇用 送風機
弊社では海上保安庁巡視艇用の送風機を手掛けています。
以前までは航路哨戒艇、消防艇、放射能調査艇等と各船艇で任務が決まっていましたが現在に至っては業務を兼任する方向にシフトされています。それにより船に求められる仕様も変化しています。
例えば、航路哨戒艇にも消化能力を備えています。船の中央部分のマストの上に消防ノズルが搭載されています。最新鋭の同型艇にはマストが2本、消防ノズルも2本の他にもノズルを配備しており以前の消防艇よりも強力な消化能力を備えています。消化活動は海上のみ鳴ならず海岸沿いの石油コンビナートやその他の施設への消化活動も任務とされています。
消化活動の現場には爆発性のあるガスが発生する危険個所も多くあり、その状況下で艇もプロテクトする必要もあります。その為、送風機を使用し機関室等を外気より僅かに加圧し、危険ガスの侵入を阻むことで爆発を誘発から防ぎます。
こちらの艇は他の就役30隻総てに弊社大西電機工業製のファンが搭載されています。
その他の舶用送風機の画像は大西電機工業公式フェイスブックの「アルバム」でも多数ご紹介しています。ぜひご覧下さい。
